パソコンのアンダークロック
巷では、自作パソコンに過剰なまでの電圧をかけて動作周波数を極限まで上げるオーバークロックなる遊びが流行している。
そのノウハウを、パソコンの高性能化でなくエコ化に生かそうと云うのが今日の趣旨だ。
簡単に説明すると、パソコンパーツは、個体ごとに微妙に素性が異なるので、出荷時には余裕をもってやや過剰に電圧を供給しているのだ。
そこで、動作周波数1ヘルツあたりに必要な分だけの電圧を供給し、無駄を省こうという魂胆である。
今回のテストで使用するパソコンの構成を紹介する。
電源:SilverStone SST-ST75F-P
メモリーやグラフィックボードの情報は不要なので記載しない。
BEFORE:最大値1.075くらい
AFTER:最大値0.98くらい
大型のクーラーを搭載しているので、CPU温度に変化は見られなかった。また、消費電力のチェックも実施していないため、どの程度の差があるのかは未知数。
しかしながら、無駄を省いたことによる達成感だけは確かなものだ。