雲台について考える
手持ちの雲台について、色々と思うところがある。
Manfrotto 498
一脚と共に購入。クイックシューを使わず、本体をカメラに固定するタイプのため、取り付けに時間がかかる反面、シンプルな構造のため部品の紛失や故障のリスクを低減できる。MIDIボールでのトルク調整には限界があり、特に重量級の機材をマウントする際は、ボールヘッドが遊ばないように完全固定すべきである。
GITZO G2380
動画撮影の機会が増えたので、なるべく信頼性の高そうなものを購入した。600mmの単焦点レンズをマウントしてもビクともしない剛性を有するが雲台単体で安物の三脚並みの重量があるため、普及価格帯の三脚やビデオスライダーに載せることはおすすめできない。
どちらの雲台も、カメラあるいはレンズの装着に手間がかかる。
趣味にせよ仕事にせよ、スタジオワークは常に時間との勝負であるため、カメラの付け外しや縦横変更にかける時間は最小限に抑えたい。そうなると、カメラごとあるいはレンズごとに統一された規格のクイックシューを装着すると作業効率が上がる。