SUPACOMの機材日記

撮影機材、録音機材の保守・管理など

ハードディスクについて

LCDの前の諸君、ごきげんよう

 

 著者は最近寝付きが悪い。というのも、コンピュータのハードディスク・ドライブによる騒音が原因である。

 安物のHDDを馬鹿にして、Western Digital社 「Re 」などというMTBFの高さが売りの製品を購入したのが運の尽きだった(読み書きが高速なのは有り難いが、兎に角動作音がヤカマシイのである)。。。

 

前置きはさておき、今日は巷に蔓延るアヤシイHDDデータ復旧業者の実態について書いていきたい。

 

1.無駄に高い

2.復旧可能なHDDをキズモノにされて泣き寝入り

3.本当は簡単に修理できるが、実際にかかる工数を隠し高額見積もりを出すケース

 

共通するのは、どれも目当てはカネだ。

 

1.無駄に高い

狭い界隈だからまかり通る、勝手な相場を提示するパターンである。100%の確率で、技術を持たない業者による詐欺だ。悪徳業者が修理業者に顧客HDD復旧を依頼し、数十万円のマージンを取って顧客に返却する手法だ。これは古典的な手法だが最近はあまり耳にしない。

 

2.復旧可能なHDDをキズモノにされて泣き寝入り

復旧可能なHDDからデータを抜き取り、復旧不可なレベルにディスクを破壊、後に法外な金額を吹っかける。その後顧客はどの業者にあたっても修理を断られ続け、悪徳業者の元に戻る。その後は言うまでもなかろう。

 

3.本当は簡単に修理できるが、実際にかかる工数を隠し高額見積もりを出すケース

HDD故障要因は、ディスクの故障だけではない。基板故障はスワップ(同一型番製品の基板に交換)で復旧可能だ。小学生にもできる。

しかし悪徳業者は「プラッタが故障していた」とフザけた事を平然と抜かし、高額の工賃を請求する。。。

 

欲にまみれた汚い連中め、クラウド社会の波に飲まれて野たれ死んでしまえ(データのバックアップは2~3年に一度は実施しましょう)!!!