露出計を買った
写真撮影を趣味としていても、露出計を所有している層はクラシックカメラ愛好家などのごく一部に限られているだろう。
露出決定に撮影者が参加しなくても写真が完成する時代になり、オートモードのありがたみも薄れてきているが、相当な知識や経験がない限り露出計なくして写真は生まれない。
尚、著者の愛用するデジタルカメラには3種類の測光機能が内蔵されており、露出決定に困った経験はない。
セコニック・スタジオデラックスL398。その道に精通したゼントルマンは「スタデラ」と呼ぶらしい。購入の動機は、そのデザインに並々ならぬ思い入れがある一点。
今は昔、1964年に登場した初代L28c以降、スタジオデラックスの操作や基本形は不変であり、初代の革ケースに現行機種を入れる事も可能。
あえてフルマニュアルで撮影するのも趣があって良い。