SUPACOMの機材日記

撮影機材、録音機材の保守・管理など

安レンズを買った

ハード・オフにて、ニコンAF 28-80 3.3-5.6Gを購入したので覚書き程度に残しておく。

 

レンズの歴史について、必要性は全く感じられないが述べる。

2001年発売、2006年ディスコン。5年間の販売期間で17万本ほど売れた・・・らしい

 

同年発売のニコンUキットレンズとして販売された。定価25000円。

 

2016年現在の中古相場は3000円~5000円程度。

 

f:id:supacom:20161112214950j:plain

 

 

筐体はプラスチック。重量にして190グラム少々と、現行のフルサイズ対応ズームレンズ群と比較するとブッチギリで軽い。その弊害か、フルタイムMFはおろかAF/MF切り替えすらできない。

 

f:id:supacom:20161112214535j:plain

マウントはプラスチック。涙ぐましいほどの企業努力を感じる。

 

f:id:supacom:20161112214726j:plain

超音波モーターは無いが、絞りはGタイプ。

 

AFがうるさい。そしてすさまじく速い。これはボディ内臓モーターの性能に依存する。

 

f:id:supacom:20161112214156j:plain

以下、レンズの素性に迫る。使用機材はニコンD800。

 

開放絞り値にて簡易テストを行う。

 

留意点:三脚固定・リモートケーブル使用、ISO感度は500で固定。ボディ側のレンズ補正機能はONにしている。

 

早速結果を見てみよう。

 

28mm f3.5

f:id:supacom:20161112222002j:plain

 

50mm f4.5

f:id:supacom:20161112221856j:plain

 

80mm f5.6※画像で85mmと誤表記しているが、正しくは80mm

f:id:supacom:20161112221721j:plain

 

全体的に破綻はなく、価格と年代を考慮すると非常に優秀なズームレンズである。

ちなみにf8くらいまで絞れば、かなり解像する。

インテグレーテッド・コーティングにより逆光も結構イケる。

少なくとも、Ai(s)シリーズのレンズと比較するとコントラストは明確である。

 

以上。