安レンズを買った
ハード・オフにて、ニコンAF 28-80 3.3-5.6Gを購入したので覚書き程度に残しておく。
レンズの歴史について、必要性は全く感じられないが述べる。
2001年発売、2006年ディスコン。5年間の販売期間で17万本ほど売れた・・・らしい
同年発売のニコンUのキットレンズとして販売された。定価25000円。
2016年現在の中古相場は3000円~5000円程度。
筐体はプラスチック。重量にして190グラム少々と、現行のフルサイズ対応ズームレンズ群と比較するとブッチギリで軽い。その弊害か、フルタイムMFはおろかAF/MF切り替えすらできない。
マウントはプラスチック。涙ぐましいほどの企業努力を感じる。
超音波モーターは無いが、絞りはGタイプ。
AFがうるさい。そしてすさまじく速い。これはボディ内臓モーターの性能に依存する。
以下、レンズの素性に迫る。使用機材はニコンD800。
開放絞り値にて簡易テストを行う。
留意点:三脚固定・リモートケーブル使用、ISO感度は500で固定。ボディ側のレンズ補正機能はONにしている。
早速結果を見てみよう。
28mm f3.5
50mm f4.5
80mm f5.6※画像で85mmと誤表記しているが、正しくは80mm
全体的に破綻はなく、価格と年代を考慮すると非常に優秀なズームレンズである。
ちなみにf8くらいまで絞れば、かなり解像する。
インテグレーテッド・コーティングにより逆光も結構イケる。
少なくとも、Ai(s)シリーズのレンズと比較するとコントラストは明確である。
以上。